311の地震は自宅で体験した。
夜勤開け、前職、いやずっと前から同じ職場の先輩と築地場内に朝飲みに行き
(この築地は、この時期になると、昨年末行った時と比べるとネタが少なく
基本は、冬に生き物であることを知ったのだが)、日本酒もまわり気持ちよく眠っているときに
襲ってきた。
最初の揺れで目が覚め、少し長いので子供の名前を叫び安否を確認したが、そういえば
今、昼間であることに気づき、学校にいるんだと思ったのもつかの間、
すごい揺れに変わってきた。
マンションは新しいのでうちは大丈夫と思いながらも
窓から見える風景は、長屋も見下ろせるため、外は大丈夫かを確認したく
リビングに移動。
揺れはますますひどくなり、しーその真ん中に乗っている、電車のつなぎ目に乗っている
ような、足を踏ん張らなければならない状態になる(とても外を見る余裕などない)。
室内にある熱帯魚用の水槽(長さ60CM)の水が大きく揺れ、ふた、照明が水槽の中に落ちる。
水槽水があふれ出す。
ただ足を踏ん張るだけで何もできない。
水槽に落ちたライトが漏電し火災が起きては困ると思い、水槽に手を入れたら
電気マッサージで電力を強にされたような重い、厚い、衝撃を受ける。いわゆる感電した。
揺れおさまる。ややおさまる。
水たまりになった床の向こうに電源がある。この電源を切らなければ、漏電するかもしれないが
さっきの衝撃のため、水を触る勇気がない。
バスタオルなどを床に投げ込み、結局約10本ぐらいでこぼれた水をふき取れた。
電源を抜き、恐る恐る水槽に手を入れる。今度は衝撃なし。
落ち着いて、テレビをつける、地震が、東北であることを知った。
電話をする、妻、福島にいる妹、両親、会社、どれも全く通じない。
家の電話も使えない状態だった。
ちなみに、家の中で破損したものなし(耐震用に天井と家具をつないでいたものは、半分外れていたが)。
妻が会社を早退して帰宅。
あまりに怖かったのか、すぐ家に帰りますと靴に履き替えることなくスリッパのまま帰宅してきた。
19時ごろ、会社への電話がつながる。人がいないので出社してほしいと要請がある。
この会社のコンチプランは大丈夫かと疑問が残る。
有事のときは、家族と自宅待機が基本ではないのか。
911のときの富士銀行の対応とダブル。
電車は全く動いていないため、自転車で通勤。
自転車でよかった。タクシーでも通勤可と言われたが、道路は全く動いていない。
車は長い列。歩道は人の渦。災害に弱い都心を目の当たりにする。
もし、地震が東京を襲い、津波が来たら、この人たちの判断はどうなんだろうと。